2012年10月28日日曜日

平安神宮その2

平安神宮には「神苑」という広大な庭園があります。
この庭園の記憶はまったくありません。
修学旅行故の強行日程のせいなのか、はたまた騒がしい子供たちをこの静寂な神域に入れたくないという、先生方の深慮のせいなのか・・・。
とにかく、今回も静けさを乱すものはまったくありません。
スケッチしていると、僕の目の前を老夫婦が通り過ぎ、そして立ち止まりました。
「・・・あっ、ここよ、ここ・・・・!」
さて、何のことでしょう。目の前にあるのは池に浮かぶ「泰平閣」。
二人が結婚前に訪れた場所なのでしょうか。
過去の思い出を探る楽しさを知ったのは、僕だけではないようです。

2012年10月21日日曜日

平安神宮

今日は京都、平安神宮を訪れました。
実は小学校の頃、修学旅行で来たはずなのですが、建物のイメージはまったく記憶にありません。
覚えているのは強烈な「朱色」のイメージだけ。

さて、久しぶりに見るこの建物、確かに正面の拝殿は朱色の柱が並ぶだけの大きな建物で取り立てて興味を引くものではありません。小学生の僕の評価は正しかったと言えます。

しかし両翼には、二つの建物、白虎楼と蒼龍楼と呼ぶそうですが、名前の通り、いかめしい、それでいてかっこいい、面白い建物があります。
調べると、以前このブログでも紹介した西本願寺伝道院を設計した伊東忠太の若い頃の作品だとか。
何となく共通するオリジナリティに、なるほどと納得しました。
でも、彼のちょっと変わった感性は小学生の記憶に残すにはやや難解過ぎたようです。

2012年10月14日日曜日

スイスの民族衣装を着た婦人

今回も正面。
実に描きにくい・・・。
でもそれほど抵抗感がなかったのは、「スイスの」(と聞こえたのですが)民族衣装を着ているから。
残念だったのは、モデルさんの表情が硬くて「可憐な」衣装のイメージが合いません。
まあ、こんな日もあるか・・・。

2012年10月7日日曜日

ピンクのドレスを着た婦人

真正面から描く顔はちょっと難しい・・・たぶん動きが無くてつまらないし、立体感がつかみにくいから。
だから、あの「モナリザ」もまもなく関西に来るフェルメールの「青いターバンの少女」も正面ではありません・・・。

が、そんな素人のためらいも、今日のモデルさんの瞳の美しさには勝てません。
真っ直ぐに前を見つめるポーズも悪くない・・・。